雨仕舞いやメンテナンスの問題点を完全克服
フタバ式トップライトは、折板屋根の幾何学的な美しさを損なわずに、従来のトップライトの弱点とされていた雨仕舞いおよびメンテナンスの問題点を完全に克服しました。
あらゆる屋根・屋上の装着が可能
直射日光の影響を、拡散性型板ガラスによって緩和実用化した従来のトップライトにさらに改良を重ね、折板屋根やRC(鉄骨鉄筋の構造体)などのあらゆる屋根・屋上への装着が可能になりました。
オーダーメイドですからサイズはフリー
ジッパー付きガスケットを使用することにより長さ・幅を自由に調整できる、柔軟性のあるフリーサイズです。
優れた三角・四角錐トップライト
オーダーによる斬新なデザインの三角・四角錐トップライトは、強度・耐久性・耐候性・水密性に富むと同時に、優れた素材と構造を持っています。フリー設計も可能です。また、結露しにくい独自の形状で、万一結露しても水滴の落ちる心配はありません。
電気消費量を大幅節約
ジッパーガスケット工法について
ジッパーガスケット工法の発展
ジッパーガスケットは1960年米国ヒューストンのファーストシティーナショナルバンクの建物に垂直ではありますが、外壁として初めて大規模に使用されました。わが国では1965年東京都大手町にあった富士銀行本店最上階のコールテン網のサッシにH型ガスケットが初めて採用されました。 その後、ジッパーガスケットを水平に使用する方法が開発され、トップライトとして初めて建物に採用されたのは、1970年大阪万国博覧会に出展したカナダ政府のケベック館の大屋根です。この時、夏期3ケ月間、昼間は電灯を使用せず、晴天時には冷水を流しましたが漏水事故も発生せず、室内温度も適温を保つことが出来ました。その結果、ジッパーガスケットエ法の優れた性能が認められたのです。
ジッパーガスケット工法の利点
- 天窓工事のシーリング材として、工法が簡素で年期の入った熟練工を必要としません。
- 屋上、屋内いずれからも取付ができますので、天候にあまり左右されずに工事を行うことができます。
- 主要部分はエ場生産ですので、製品の品質にバラつきがありません。
- 弾性があるので、地震や台風時の建物の揺れで生じる相間変異を吸収します。(仙台地方の地震でも、ガスケット使用の1350枚のガラスには1枚の損傷もみられませんでした)
- ジッパーガスケットは弾性があるので、寒暖の差や太陽直射熱などによる外気との温度差で生じる金属材、コンクリート材の屋根パネル、ガラス棟の伸縮を吸収します。
- 騒音で生じる金属パネルサッシやガラスの振動をジッパーガスケットが吸収するので、屋外からの騒音の遮断、室内で生じる騒音漏れを防止します。
- 火災に遭遇しても窓枠を保持したネオプレン性のガスケットは溶解せず、表面が炭化こそしますが充分に窓ガラスの把握力を損ないません。したがって天窓のガラ スが落下するようなことはありません(福島県磐光ホテルの火災が実績を証明しています。)